志望校のこと1
先日の息子とのやり取りの中で、引っかかっている会話がいくつかあります。
これから大事になってきそうなポイントなので、思い出しつつ再考していきたいと思います。
志望校の話になったとき・・・
息子曰く、推薦も受けてみたい。だけど、推薦はダメと私から言われたと。
ちょっと待て。
私は推薦を受けさせないとは言ってないぞ。
ただ、指定校の中にいま志望している大学の学部はないし、一般推薦の中にも併願ができるところは少ない。
どこのどんな学部でもいいっていうのなら、指定校でもなんでももらえばいい(もらえればだけど)。でも、曲がりなりにも自分で決めつつある志望校がいくつかあるわけだよね。だったら、そこを目指して頑張ったほうがいいよ。
そう言ったつもりだったんだけどな。
いまラクをしよう、そういう気持ちが見えるからイヤなんだ。
確かに自分が高校の時も似たようなものだった。だけど、だからこそ、そういう選択をしたことの悔いを味わってるからこそ、同じ轍を踏んでほしくない。
ちゃんと伝わってなかったのか、伝わったけど、私のせいにしてみたかったのか。
そこはもうどっちでもいいけど、少し残念な言われ方だったな。
今後
とりあえず、日常生活も勉強も「あんたのため」スタンスで口を出すのをやめようと思います。
だって、私のためなんだもん。
真剣に勉強をしている姿を見て安心するのは息子ではなく「私」、片付けや身の回りを清潔にしてもらって、すっきりするのも「私」。楽しい大学生活を送る息子を想像してうれしくなるのも「私」。もし私の期待する大学に入って、周りの人に「よかったねおめでとう」と言われてちょっといい気分になるのも「私」。
だから、これからはそれをちゃんと息子に伝えることにします。
それを受け取った息子がどう感じるか、どうするかは、私の力の及ぶところじゃない。
そしてもし、私の思い通り、期待通りにならなくても、息子を大切に思う気持ちにはなんの影響もない。
うん。
その後
いま読み返したら、だいぶ端折ってますね(汗)
逆を返せば、短期間のうちに怒涛の変化が起こっているのです(私の中に)
いや、変化というよりは揺れです。
常に揺らいでいる。息子の人生、息子に任せよう好きにさせようという気持ちと、とはいえやはり気になって心配になって仕方ない、それから正直に言うと、親としての期待。その狭間で揺れています。
なぜ揺れるのか? それは、なんとなく自分でもわかっています。
親が子供に期待や理想をもつことが、あまりいいことではことと自分が考えているからです。私は、自分の理想を押し付けるような、そんな親じゃない、と思いたいからです。
だけど、この1週間グレながら自分を見つめ返してわかりました。
そしてある結論に行きつきました。
私は、そういう親なのです。息子に、自分のこうなったらいいな、とか、こういう風になってほしいな、という期待や理想を、押し付けようとしている欲深い親であり、見栄っ張りな人間なのです。
それを認めずして、あんたのためよ風味で息子に接しようと無理をしていたのです。
息子どころか、自分を「理想の親」に仕立てようとしていたのです。
理解があって、子供を尊重し自由にさせる器の大きい、でもあなたのことは大切に思っているから意見もする、できた母親。
本当の私は、自分の価値観を押し付けて、息子をうまくコントロールして、あわよくば自分の満足のいく結果を出させようとする、ただの俗な母親。
ここにきて、それを認めざるをえなくなりました。
つらいけど、先に進むための試練です。
停滞2
前回の続きです。といっても結局この1週間で、わりと停滞も解消されてきたので、ことの顛末を簡単にまとめておきます。
LINEを送ったその夜、激しい言い合いをしました。
言いたいことはすべて言わねば気の済まない自分、「口出さずに親のやることやっとけばいい」的な、親から聞けばタダのわがままな息子の言い分、そして、いつものごとく我関せずな空気を身にまとってだんまりを決め込む夫。
すべてに腹が立ち情けなく、疲弊しました。
その後、実は軽くストライキを起こしました。
この1週間、家事のいっさいを放棄しました。
食事、洗濯掃除はもちろん、息子の送り迎えもいっさいしませんでした。仕事が終わったら、映画に行ったり実家へ帰ったり、近くの公園で夜中まで車を停めて寝たりと、我ながらグレたな~(汗)
でも、それで少し気が済んだし、考え続けて、吹っ切れました。
前回やりあったときも吹っ切れた部分はあったけど、どちらかというと「諦め感」のほうが強かった。今回は、前向きに吹っ切れた感じです。
ストライキからちょうど一週間経った日、家族のグループLINEに息子から画像が届きました。塾の月間得点向上ランキング?の張り紙の写真で、2位のところに息子の名前が。
塾での各々のカリキュラムの進捗の度合いを示すランキングらしいです。
だから、実質成績が上がったわけでもなんでもないんですが、このひと月、確かに塾の勉強はかなり頑張っていたみたいです。
これがモチベーションに繋がったらいいな、と思ったし、何より、この画像を送ってきたってことが、勝手な解釈ですが、頑張るぜという意思表示な気がして、少し安心しました。
停滞1
もうだめです・・・
この土日にまたやりあってしまった。
きっかけは、部屋の片づけ。
小学校のころから何度言っても、あの手この手を使って整理整頓を教えようとしても、
ほとんど自主的には片づけをしたことのない息子。
自分の部屋はほとんどゴミと必要なものの区別がつきません。
中学校の頃は、それを見るのもイヤでできるだけ息子の部屋には近づかなかったのですが、ある日息子の足の裏が異様に黒いことに気づき(廊下や階段の息子の歩いた後がすすを塗ったように黒くなってるのです)、恐る恐る部屋に行ったところ、鉛筆削りの中の削りかすを床にこぼしたまま、それを踏みしだいて歩いてたのです。
それを掃除機で吸うでもほうきで掃くでもなく、ほかのモノ(ほとんどゴミ)といっしょくたに床に放置しっぱなし。
このとき、さすがに異常かも?と思いました(前から片鱗は充分にあったんだけど)。
それからは家じゅうを汚されては困るので、時々は部屋を見に行くようになりました。
だけど一向に片付かず・・・
数週間かけて盛大に散らかした部屋を、土日にお尻をたたき一緒に片付け、そしてまた数週間すると元通り・・・・中学時代はそんな感じで過ぎました。
もう、すごいんです。写真に撮ってアップしたいくらい(いやしたくない)
そこで、強硬手段に出ました。
帰ってくる前に、ゴミと散乱したものをすべてベッドの上に山積みに。
本当に汚いゴミ(食べかす、脱ぎっぱなしの靴下)も、全部です。
そして帰ってきてから、それをきれいにするまではスマホも食事もさせない、もちろん寝ることもできない、と言って無理やり掃除させました。
そんなことを高2の終わりくらいから3度くらいやったかな。
で、土曜日です。
実はその前日に少し火種があったのです。
夕飯の時、公開されたばかりのある映画が面白いらしい、という会話をしていたとき。
「俺、明日観に行くよ」と。
午前中の授業が終わって塾へ行く前、彼女と観に行くというんです。
「は?」と。
部活がやっと終わり、新学期も始まり、気持ちを入れ替えて、気合い入れて、部活で遅れていた分を必死で取り戻してほしい、いや、きっとしてくれるだろうと期待していた矢先・・・
がっくりきました。
やっぱり全然危機感をもっていないんだと。自分の現状がわかってないんだと。
親ばかりが焦っている。不安になっている。
受験するのは自分なのに、なぜこんなに考えが浅はかなの???と。
映画なんて行く気にならないはずなのに。そんな気持ちの余裕あるわけないのに。
感情が昂ぶってくるのを抑えつつ、
「もうこれで最後にして、受験までは我慢しなさいよ」(娯楽を)と必死で声を抑えていうのに精一杯でした。
だけど、一晩中もやもや。
いろいろ、今までのことを考えると腹が立ってくる。
そして、朝。
生活リズムをきちんとして、自己管理をしてほしいから、今までは起こしていたけど、
もう起こさないよ、自分で起きなさいと言っていたのにもかかわらず、「また」家を出る5分前に起きてきた。「また」顔も洗わずに慌てて出ていこうとしている。
そこでまず抑えきれなくなりました。
「いいかげんにしなさいよ。当たり前の生活パターンもできてなくて大学なんか行けるわけない。なにを考えてるの? 映画なんか行ってる場合なの?」と。
送り出した後もまだ足りず、ラインを送りました。
「自分の現状をよく分析して、危機感をもっともちなさい」
「第一志望と第二志望ランクの大学でなければ東京にはいかせない」
「相談にはのる。他に行きたい大学があるなら話も聞く、検討もする。だけどそれに向けての本気が親に見えないなら、好きにはさせない」
返事はありません。
長くなったので次へ続きます。
三者面談
夏休みに入ってすぐ、学校の担任との三者面談がありました。
前回、2年生最後の三者面談の時は衝突の真っ最中で、私も息子もけん制しあい、警戒しあいのサイアクな状態だったので、私は親としての意見をあえてまったく言わずに、無表情で「この子の人生なので、この子にもう任せます。私からは一切何も言うことはありません」と低い声で言い、息子と担任をどん引きさせたのでした・・・
今回は、言いたいけど普段は面と向かっては息子に言えなかった2つのことを言うつもりで、意気込んで行きました。
担任から、学校での近況、今の成績、志望校について話を聞いた後。
いつものように「お母さんから何かありませんか?」と言われたので、まずは一つ目。
1.今の第一志望は、教科以外に特殊な試験科目があり、かなりの個性や特別性が求め
られます。その対策のための塾もあるほど。もちろん本人の一番志望するところに
合格してほしいとは思っているけれど、もしそこが不合格だった場合に、第二志望
の合格は確保できるよう、まずは教科の底上げを本気で考えてほしい。
実は、第二志望の大学のほうが偏差値が高かったりするんだけど・・・
そして二つ目は、担任の先生に立会人をしてもらうつもりの「親としての息子への宣告」。
2.もし、最終的に第一志望がダメで、第二志望ランクの大学も受からなかったら東京
の大学へは行かせない。県内の大学か、近辺の専門学校で手に職をつけ早く社会に
出ること。
引導です。
これを言ってよいものかどうかずっと葛藤がありましたが、現実問題として避けられない経済的なことの宣告、それから、なかなか切迫感を感じない息子への喝のつもりです。
親の都合で道を狭める、可能性を摘む、好きにできなかった・・・
自分自身がそう思っていた時期もあったので、果たして言ってよかったのか葛藤は今でもありますが、神妙な表情で聞いていた息子にあとは任せてみようと思います。
近況
バタバタしている間にもう8月も数日過ぎました。
息子の部活は、7月末の県大会で支部大会進出が決まり、8月下旬のそれに向けて夏休みも毎日練習しています。
塾は、練習の後に毎日通い、なんとか時間を確保しています。
家では勉強時間ゼロですが。
支部大会の終わった直後に、私がぜひ見に行ってほしい都心の大学のオーキャンがあり、6月くらいからそれとなく打診はしていました。一応、第2志望にはしているけれどそもそもE判定。私に気を遣ってか、はっきり行かないとは言わなかった息子。部活の県大会が終わりひと息ついたタイミングで、再度どう?と聞いたら、やっぱり答えは「行かない」でした。部活も休みたくないし、塾の授業もできるだけ進めたいから、と(ホントかな~)。
身勝手ながら、そして今の成績からは到底無謀な夢とわかっていつつも、その大学のキャンパスに通う息子の姿を夢想しながらの淡い期待はあっさり消え去りました^^;
でも、まあ仕方ないね。親の希望だし。
少しあきらめが早く、少し忍耐が続くようになりました。少しだけど。